宝石の歴史や文化から、その価値を理解しよう!

そもそもは呪術にも使われた宝石

宝石というと、婚約指輪や結婚指輪、プレゼントやお祝い事に贈るもの、というイメージが強いと思いますが、一般に普及したのは、近代だと日本では明治時代以降だと言われています。
しかし、はるか昔には、宝石をつけることが出来る階級というものが存在していた文明もあったようです。
それは何故かというと、呪術に宝石を使用していたから。特権階級と言われている人達が、自分達の実力を誇示する意味もあったと思いますが、実際に儀式で使用された例もあるそうです。
古来より、宝石には強いパワー、魅力があったということでしょう。人々の心を捕まえて離さないのも頷けますね。
しかし、やがて時が経つと、宝石は装飾品としての性格を強くしていきます。

宮廷での自己顕示から、やがて自分を主張する石に

中世に入ると、貴族達の自己顕示の為、宝石が重宝されるようになります。高価な宝石をあしらったアクセサリー、盾などの装飾品がもてはやされ、煌びやかな世界が展開されます。フランスの王様、ルイ15世の王冠にあしらわれた宝石は、何百ものダイヤモンド・ルビー・エメラルド・サファイヤで装飾されています。やがて王朝がフランス革命により崩壊する未来を考えると、人々は宝石そのものに対して威厳を感じていたのではないかとさえ思わせます。
やがて現代になると、婚約指輪や結婚指輪といった、セレモニーや記念品・贈答品としての性格を帯び始めます。さらに、男女問わずオシャレに敏感になったことや、スピリチュアルブームの効果もあり、パワーストーンとしての側面も持ちました。
時代問わず、宝石は人によって価値を左右されるものなのかもしれませんね。

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